このイベントは、激動する時代を真に自分らしく豊かに生きるために試行錯誤をしながら生きている高麗人(こまびと)たちによってスタートしました。オーガニックという言葉が持つ意味は化学的には「有機または有機的であること」であり、農業の観点では「合成肥料や農薬を使っていない作物」のことです。
今回私たちは、人としての在り方という視点において「自然な生き方」だったり「その人らしい状態」をオーガニックと定義しました。パンデミックによって社会が混乱し、生き方そのものを見直した結果、高麗という場所に移住してきたメンバーが、この地に暮らすことで得られたバランスを、より多くの人に伝えていくための活動が「Organic Days」です。
実行委員の紹介
三浦 敏郎 – Miura Toshirou
クリパル・ジャパン代表 / 鍼灸指圧師
コロナ禍で下北沢のヨガスタジオを閉鎖後、家族で日高市に移住。
80年代に気づきを促すフェルデンクライス、クリパルヨガ、ゲシュタルトセラピーに感化され、参加者の主体性や体験を尊重したヨガのワークショップを始める。現在、飯能にヨガスタジオを開き「クリパルヨガ教師トレーニング」や「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」の養成コースに携わる一方、個人セッションやグループによるファシリテーションを行う。
メッセージ
自然豊かな日高市に越して来て、今、一番楽しいことは巾着田の畑で作物を育てることです。その巾着田の向かいにある高麗郷古民家で開催されるOrganic Daysの企画に携われて、これもまた楽しみの一つになっています。集まった参加者の方々と共に、自然や人、自分の心や体とつながる2日間になれたら嬉しいです。
三浦 まきこ – Miura Makiko
クリパル・ジャパン取締役 / アーユルヴェディックヨガ及びマタニティヨガ教師トレーニングディレクター / NAMA認定アーユルヴェーダ・ヘルス・カウンセラー
コロナ禍で下北沢のヨガスタジオを閉鎖後、長男の自由の森学園中学校入学を機に、家族で日高市に移住。
90年代、会社員として過ごす中で、自分らしく生きる方法を探りヨガ、アーユルヴェーダを始める。2005年から米国クリパル・センター、インドでトレーニングを修了。個人の体験をもとに、自分の中から答えを見出すアプローチに惹かれ、クリパルヨガやヨガセラピー、アーユルヴェーダヘルスカウンセリングを行う。
メッセージ
日高市に住み始めて4年、年々居心地よくなってきています。それは、似たような思いや価値観を持ちつつ、各々がその人のままで関わりあう関係性からくると思います。今回のOrganic Daysの企画に携り、また新しい出会いや交流が生まれることを心から楽しみにしています。豊かな自然は素晴らしいステージになってくれると思います。ぜひお集まりください!
赤木 香苗 – Akagi Kanae
Wellness yoga theray 主催 / ヨーガセラピスト / クラニオセイクラル・バイオダイナミクス・セラピスト
テレビ局の過労で倒れ、ヨーガに出会う。そこからNYへ渡りヨーガとダンス三昧の日々を経て帰国後、2006年〜指導を始める。インドでの3年間ヨーガセラピー研修を経て、都内スタジオで活動後、出産を機に自主開催クラスを中心に展開。指導者養成講座のメインティーチャーを務める。
野口整体などの整体、瞑想や心理療法の知識を深める中で、クラニオセイクラルと出会い、ボディーワーカーとの二側の草鞋へ。自身のパニック障害や自己免疫疾患を克服を元に、カラダを通して心の声を聴く方法や不完全さも包みまるごと愛していくことを伝えている。
メッセージ
2年前、より自然に近い環境で子育てをしたいと日高市へ移住しました。自然に即した生活が近くなり、感覚がとても繊細に開かれるようになりました。ありのままでいることの心地よさ、そこから生まれる繋がり。organic daysはそんな繋がりから始まりました。この二日間の五感、自然、自分、人と繋がりから、等身大の自分と出会い直していく心地よさを共に味わえたらと願っています。
谷 和晃 – Tani Kazuaki
GANAPATI create 代表 / WEBディレクター / バナナスイーツ研究家
2018年の夏、当時住んでいた所沢の家を愛猫と一緒に出ることになったものの、次に住む家を引っ越しの10日前まで探さずに毎日カフェに入り浸っていた所、見かねた友人に導かれてやってきた地が高麗である。あまりの田舎にうろたえたがベジタリアンにとっては天国のような豊富な野菜とオーガニックフードに魅せられ、居心地がよくなって現在に至る。そして体重も増えた。
メッセージ
果たして僕自身がオーガニックな生き方をしているかどうかは謎ではあります。ですが、本企画に携わり実行していく過程で少しでも自分という宇宙を整えつつ、ココロが踊るような感覚に身を委ねられた時、その波動が参加してくれた皆さんに伝わることで、情報というマーヤに惑わされているこのマテリアルワールドに、清らかな水が流れることを期待しています。