1985年、世界中を一緒に旅してきたアメリカ人のジャックと台湾人のフェイが、飯能市の里山に移住し、海外を行き来しながら食材を日本に持ち帰り、友人たちに分け合ったことがキッカケで、輸入食品の通販がスタートします。
世界各地から集められたオーガニック食品はたちまち評判となり、1988年にアリサンオーガニックセンターを設立。
西暦2000年には、現在の高麗川沿いに拠点を移し、2001年にOPENした阿里山カフェは、日本のオーガニックフード文化を業界のパイオニアとして牽引してきました。
オーガニック食材で作るベジ料理が美味しい阿里山カフェ。
阿里山カフェは、日本を代表するオーガニック&ベジタリアンカフェです。
この記事を書いている僕(@ka_zz)が初めて阿里山カフェに訪れたのが2010年のことでした。
僕自身がベジタリアンフードのWebメディアを2012年から運営しており、取材のため日本各地、世界各国のベジタリアン料理を食べ歩いておりますが、阿里山カフェの料理は、世界に自慢できるほど美味しいのです。
お店は西武池袋線の高麗駅から歩いて10分ほどの距離にあります。
曼珠沙華やキャンプ地として有名な巾着田や日和田山が近くにあって、休日だけでなく平日も賑わっています。
昨今、健康意識や観光配慮の高まりから、プラントベースフード市場が拡大してきたこともあり、阿里山カフェ目当てに訪れる人も増えています。週末にもなると待たないとお店に入らないくらい混雑しています。
(つまり時間をずらしたほうがのんびりできる)
▼阿里山カフェのレシピ本は料理、スイーツ共にかなり活用できる
無農薬&有機野菜で作るビーガンバーガーやベジカレーが絶品。
ベジバーガーマニアとして、最近では台湾、L.A、ハワイ、インドなどで食べ歩きしましたが、阿里山カフェのバーガーは、300%の自信を持って美味しい!と断言できます。季節ごとの野菜がたっぷりサンドされて、食べ応え抜群です。
そして、カレーも美味しい!
以前、都内で開催されたビーガンフードフェスで、有名店がいくつもカレーを出店している中で、阿里山カフェのカレーが群を抜いて美味しかったのを覚えています。
▼これも常備しているノンカフェインで風味豊かな穀物コーヒー
阿里山カフェの料理は、地元の農家さん(別記事で紹介したふうわりファームなど)を中心に、無農薬・有機の野菜を使っています。新鮮でシャキシャキ、昔ながらの濃い野菜の味わいを楽しむことができるでしょう。
ベジタリアン料理をまだ食べたことがない人でも、年配のハイカー(ハイキングする人)さんたちでも、美味しく食べることができるメニューが揃っているのも魅力です。
▼かなり美味しい!アリサンの定番商品ピーナツバター
国籍、肌の色、言葉、宗教を超えて皆が笑顔になれる阿里山カフェ。
「食べる」という行為は、全人類、全生物に共通する生命活動です。
オーガニックの野菜と食材で作られた阿里山カフェの料理は、子供も大人も安心して食べることができるだけでなく、食の制限(宗教や慣習による)が少ないベジタリアンフードなので、世界中の誰もが分け隔てなくひとつのテーブルを囲むことができるのです。
▼ヴィーガン料理にはかかせないニュートリショナルイースト
阿里山カフェの詳細
場所:埼玉県日高市高麗本郷185-2
平均予算: 1500〜2500円
営業時間: 木〜日 11:30~18:00 ・月 11:30〜15:00
定休日: 火曜・水曜・その他SNSを参照
駐車場: 有り
アクセス: 西武池袋線高麗駅から徒歩10分・JR川越線高麗川駅からバス→巾着田で下車→目の前
公式ページ: https://alishan-organics.com/
Instagram: https://www.instagram.com/alishanorganic/
twitter: https://twitter.com/alishanorganic
▼いろいろ食べたけど一番美味しいアリサンのオートミール(お得サイズ)
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