太陽の活動の変化によって2030年以降にミニ氷河期が訪れると予想を立てている英国ノーザンブリア大学のジャルコヴァ教授は、97%以上の精度で気候変動を予測できる数学モデルを確率し、その内容を全英天文学会議2015にて発表。
地球におけるミニ氷河期、前回は1645〜1715年の「マウンダー極小期」と呼ばれるもので、日本では江戸時代初期(徳永家光将軍の時期)飢餓による餓死が問題になっていた時期だそうです。
世間一般が温暖化を叫んでいることへの逆張りではなく、科学的データの裏付けと個人的検証に基づいた判断での「寒冷化」でその原因は太陽活動です。
地球寒冷化でも温暖化でも備えは必要。
その一方で過剰な経済活動と人為的な環境破壊による二酸化炭素の増加で、地球温暖化はますます加速するという予測を立てている科学者も数多くいます。アメリカの民主党が政権を握ったことで、地球温暖化利権は日本にも到来し、日本のメディアも政府もこぞって温暖化側に舵を切ったためにSDG’sをかかげたにわか環境運動が巻き起こっているのが現状です。
ですので、今度の大統領選挙でまた共和党政権になれば温暖化利権(お金儲け)によって台頭したSDG’sは下火になるは必然というわけです。
ワクチンを打てば、マスクをすればウイルスの感染を防げるという安直なムーブメントがこの3年間行われたわけですが、レジ袋やストローを止めれば温暖化防止に繋がるとしているもの、コロナ対策同様、本当に効果があるのかどうか疑問いっぱいなことを真剣にやっているのが今の社会であると、僕(@ka_zz)は見ています。冬になると高麗川で楽しくスケートで滑る子供たち、そんな光景が見られるかもしれません。
もし、2030年以降もジャルコヴァ教授の予測が外れて地球温暖化になった場合、海面上昇や干ばつなどの影響で食料生産が減ることが予想されています。地球寒冷化(ミニ氷河期)した場合も同様に食料生産への影響が懸念されます。
つまり温暖化でも寒冷化でも僕らの生活にもっとも影響するのが「食料不足」というわけです。
そして、僕たちが未来を予測する時に温暖化説と寒冷化説の両方が存在する場合、最終的にはどっちを信じるか?ということになります。僕自身、2つの説を自分のアタマで検証した結果「ミニ氷河期」が来ると予想して備えをしたほうが、2030年以降の気候変動による生活への影響を最小限に抑えて快適な暮らしを続けられる、と判断しました。
細かく言えば、寒冷化8割+温暖化2割を前提にした備えが必要だと考えています。
もうひとつ重要なポイントは、食料が不足すれば「物価が上がる」ということ。
今現在(2023年4月時点)でも毎日のように何かしらの食料品が値上げされておりまして、気候変動による食糧不足ともなれば米、小麦などの主食だけでなく野菜や加工品も驚くほどの値段になるでしょう。
僕的ミニ氷河期への備え3選
1.薪ストーブの家に住む
氷河期ではない2023年現在でも埼玉県西部エリアの冬は寒いのに、寒冷化したら北海道のような備えが必要になってくることは言うまでもなりません。
そうなった場合、なんと言っても暖かい住環境(生活と仕事)は必須になります。高気密高断熱の家でエアコンをかければいいじゃないか、という考えもありますが、僕は薪ストーブの家を選択します。
エアコンや灯油ストーブは苦手です。
薪ストーブの快適さは言うまでもなく、輻射熱による暖かさとパチパチと燃える薪を見ているだけで心が癒されます。
2030年以降も高麗に住んでいるかどうか?は分かりませんが、高麗に住んでいれば杉の間伐(杉林を手入れすること)に参加したり造園業者さんから伐採した不要な木材を入手することが出来るので、薪割りの労力さえ惜しまなければ薪ストーブの燃料には困りません。
ミニ氷河期は50〜60年は続く周期だそうで、人生の中盤から後半の冬は極寒暮らしになりますから、どうせなら快適で楽しく暮らしたいモノです。
2.高気密高断熱で風通しの良いの家
家が寒いとココロまで凍てつき幸福度は低下します。
かと言ってエアコンでの不自然な暖かさもテンションはあがりません。
僕がサラリーマン時代は、注文住宅業界で営業の仕事で高気密高断熱のツーバイフォーの家を販売しておりました。12年ほどの経験ではモデルハウス(薪ストーブがあって快適でした)で仕事をしていましたが、真冬と真夏は高気密高断熱の家の快適さと省エネ性を実感することができたのです。
地球が寒冷化しても温暖化すれば、やはり気密と断熱性能が高い家のほうがより快適に暮らせることは言うまでもなく、高騰する電気代を考えれば尚更です。
ミニ氷河期が到来した場合、東北や北海道の寒冷地ほどにはならないにしても、平均気温は2〜3℃ほど下がると想定します。高麗の真冬の最低気温(5:00am〜6:00am)は-4〜5℃くらい。それが2030年代後半くらいには-6〜8℃くらいになることを考えますと、体感温度的に相当寒くなりますから、気密断熱性能は高くしておいたほうが何かと安心ですよね。
3.美味しい野菜と穀物の確保
ミニ氷河期によるもっとも大きい影響は食料不足と物価の高騰です。
2030年後半は人口が85億人になる予測で、さらにインドなどの新興国の経済が発展することで食料の需要が増えます。そんな状況で訪れるミニ氷河期。そして現在、温暖な気候の場所も寒冷地になった時に作物の収穫量は減ることが予想されます。
その影響は温暖化よりも深刻になると言われております。日本の場合、食料自給率が40%以下という状況ですのでさらに深刻になるでしょう。
高麗に住んでおりますと、上質で美味しい野菜が豊富にあって身近な農家さんから分けてもらうことができます。高麗に移住してきて最も素晴らしい恩恵が「美味しい野菜」でして毎日の食卓が充実しているのも地域のみなさんのお陰様なのです。
気候変動による農作物への影響がどのようになるか?
その予想はできませんが、備えとしては農家さんとのご縁を大切にして、依存するだけでなく積極的に地域に貢献することで困った時にお互いが助け合えるコミュニティに育てていくことが大切であると考えています。
どんな環境でもどんな状況でも豊かに暮らすには人とのつながりが大事ですよね。
そして、少量でも自分たちで野菜や米を育て収穫することも必要です。
さらに言えば味噌、醤油などの調味料も自分たちで作り備蓄をしたり、沢庵や梅干しなどの加工品も手作りすればより安心度は増しますし何よりも美味しい食生活をキープできます。
ミニ氷河期時代への備え「おまけ」編
今回、地球寒冷化への備えとしまして・・
①薪ストーブ
②高気密高断熱の家
③美味しい野菜と穀物の確保
この3つを挙げました。
いずれも僕の人生にとって上記の3つが揃っていれば幸福感が増すアイテムです。
そして、仮に温暖化が進んだとしても薪ストーブ以外は必要になるアイテムです。
現時点でハードルが少し高いと思われるのが高気密高断熱の家。現在は賃貸の一軒家暮らしですので、いずれかのタイミングで自分の家を所有する必要が出てきます。
それにはお金が必要。
ということで、ミニ氷河期への備えの「おまけ」として「お金」もしっかり備えておかなければならないと考えています。それも日本円(米ドルも危険な臭いがプンプンします)だけではリスクが高いですので、いつでも現金化できる資産があったほうが有事の際には何かと便利。
焦って動かなければいけないような出来事が起きてからようやく動く性格なので「2030年代にミニ氷河期が来る!」という予想は「ヤバい、それならしっかり準備をしなければ!」となりますので逆に好都合だったりします。
どんな未来が来るにしても幸福であることにベストを尽くしていきたいものです。
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