トランジションタウン高麗(次世代の豊かさを地域コミュニティで探求する)の事務局メンバーでもあるみかさんの娘さんが高麗神社で結婚式を挙げました。2月だというのにこの日は外でも上着が要らないくらいぽかぽかと暖かい日に、地域の仲間たちがお祝いに駆けつけてとても賑やかな挙式となりました。
高麗神社の拝殿で厳粛に挙式が行われたあと新郎新婦が参道に登場したのが11時30分。そこから皆でお祝いの声がけをしたり撮影をしたりしながら和やかな時間を過ごしたのです。
ひと昔前までは地域の神社で挙式をあげることって日本のあちこちで見られた風景だと思います。時代は変わって日本人の多くは結婚式場内の教会とか、海外まで行って式をあげる人が多くなりました。
そんな現代だからこそ地元の神社で挙式をすることはとても価値があるのではないでしょうか。
高麗神社といえば1300年以上つづく由緒ある神社で、7世紀に滅亡した高句麗からはるばる日本の地に移住してきた高麗王若光と猿田彦命を祀っております。昭和のはじめ頃、この神社を参拝した政治家が立て続けに6人も総理大臣になったことから出世開運のご利益がある神社として有名となりまして、2017年には平成の天皇陛下が皇后様と共に参られました。
[blogcard url=’https://komagine.com/719/’ width=’550px’ height=” class=” style=”]
そんな高麗神社は地域や近隣の人たちからも慕われており、この神社が高麗人の心の支えでもありアイデンティティでもあるわけです。ですので、高麗の守護神である高麗王若光もこの日の結婚式はとても喜んでくれたと思います。
真冬なのに風もなくて春のようなぽかぽか陽気は神様からのギフトでしょう。
暮らしのなかで地域の神様をちゃんと大切にできる環境があることはとても幸福なことだと思います。地元の神社で結婚式を挙げることは、日頃からお世話になっている神様への報告でもあり恩返しになると僕は考えています。
慌ただしく生きていると感謝の気持ちをつい忘れてしまうもの。
僕たちは神様だけでなく沢山の人たちのお世話があるからこそ人生が成り立っています。
それでも人生には色々なことが起きます。
良いこともあれば大変なこともあります。
産まれたばかりの赤ん坊をお母さんが世話をするように、どんな時でも一瞬たりとも目を離さずに僕たちを見守っていてくれるのが神様という存在。
どうかいつもまでも二人が健康で笑顔が絶えない明るい家庭を築いていけますように・・
コメント