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「無農薬大根のおばちゃん沢庵」高麗美味いモノ図鑑 vol. 7

高麗に住んでいると素材をそのまま味わえる昔ながらの食べ物がやたらと美味しい。僕がこの地に移住してきて出会った食べ物で感動レベルで美味しかったのが今回紹介する沢庵だ。

江戸時代(17〜18世紀)に沢庵和尚が考案した漬け物だから沢庵というらしいが、さらに時代を遡ると9〜10世紀の平安時代。場所は京都の比叡山にあるお寺で、沢庵の原型となる食べ物があったとウィキペディアには書いてある。

個人的に漬け物が大好きで梅干し、らっきょう、奈良漬け、きゅうりの浅漬け等々、炊き立てのごはんやおむすびのお供として最高なのだ。

むしろメインのおかずよりも漬け物が好きだと断言できる。

どうして「おばちゃん沢庵」なのか?

ある日、買いにいったらこの沢庵を作っているおばちゃんがたまたま居らっしゃって立ち話をしたことがあった。その時、おばちゃんが沢庵へのこだわりを語ってくれたのだが、それ以来おばちゃん沢庵と呼んでいる。
 
そんなことはさておき、とにかく美味い。

その時々で塩の強さが違うのも飽きがこない要因だ。僕的には漬け込みが浅いうちの塩気が薄いほうが好みなのだが、濃ければ濃いでお茶漬けやパスタの具として食べると最高に美味い。

お茶請けとしても合う。

味は糠と塩だけだと思う。

ポリポリと心地よい音と歯応えが最高だ。当然、無添加なので日に日に味が変わっていく、その移り変わりも楽しいし美味しい。

余計なものはいっさい入っていないシンプル(当然、黄色じゃない)な味なのだが、ほんのりとした甘みもあってぽりぽりが止まらない。この時期はお菓子の代わりに映画を観ながら沢庵を食べている。

一味唐辛子を少しだけ振って味変して食べてもいい。

大根が収穫される冬だけの期間限定(12〜2月くらい)で、しかも数に限りがあるので詳細は書くことができないのが残念ではある。なので、僕にリアルで会った時に声をかけてもらえればおばちゃん沢庵の入手先をこっそり教えます。

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2018年夏、高麗に移住。職業はWebディレクター。集客型ホームページの制作と運営サポート、複数のWebメディアを主催。2010年、旅をした南インドで大聖者サティア・サイババに会ったことがキッカケで劇的な変化が人生に訪れ、ライトワーカーとして活動することを決意。パーミーズに所属し、虫嫌いではあるがフィールドで活動している。早朝ジョギングと瞑想とインド旅が趣味である。

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