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「kopi amana」手間暇かけて淹れるアームズ式焙煎の優しい珈琲

僕(@ka_zz)の周囲にはコーヒーが苦手な友人が何人かいて、理由はそれぞれだけれど普段はハーブティーとか紅茶を飲んでいます。ところが、Maiちゃんが自身で焙煎から抽出までしている「kopi amana」はお茶派の友人たちがすんなりと飲むことができ、そして口を揃えて美味しい!と言うのですから驚くばかり。

僕が初めてkopi amanaを飲んだ時を思い出すと2020年3月にまで遡ります。場所は高麗エリアの森の中で行われている清流青空マーケットでのこと。オーガニックグラノーラを出店しているten・senの奈良くんの隣で、かわいい猫のロゴマーク(実は犬です!)をつけたリキッドの珈琲があったので、ひとつ購入したのでした。

その翌日から沖縄を旅した僕は、その瓶に入ったコーヒーをバックパックに入れて持参。

初日の夜、ホテルの部屋でお湯を沸かしていただいたのです。

kopi amanaは身体にじわる珈琲でした。

まあるくて優しい珈琲がkopi amana

kopiamana アームズメソッド

「なにこのまあるいコーヒー!?」

kopi amanaはコーヒーを飲むときの感覚が大きく変わってしまうほどの優しい味わいに驚きます。旅の仲間にもをふるまったのですが彼も僕と同じリアクションでした。

ぜんぜん角がなくて、それでいて芳醇で豊かな風味、それがkopi amanaです。

世の中にはいろんな珈琲があって、コーヒーを淹れる人も飲む人たちにも皆さんそれぞれのこだわりや嗜好があるわけですが、マニアではなく苦手な人がすんなりと飲めことができるコーヒーは稀でしょう。どうしてこんなに丸い珈琲なのか?

その理由は、焙煎と抽出にたくさんの手間暇をかけているからです。

kopiamana アームズメソッド

森の中のマーケットでkopi amanaを販売するMaiちゃん

kopi amanaはアームズ式を採用していて虫食い・青カビ・黒カビの豆を取り除き、厳選した生豆をさらに50℃のお湯で洗浄をして、汚れや付着物(農薬やカビなど)を丁寧に落としてから焙煎します。

一般的なコーヒーの生豆は、原産国から輸出する前にポストハーベストと呼ばれている防カビ、防虫剤を噴霧しています。その状態で焙煎をしても、農薬のえぐみ、カビなどが付着したままですので、それが味に影響を与えますし、ポストハーベストは通常の農薬のさらに100倍の濃度と言われていますから、焙煎したとしてもその毒性の影響は懸念されます。コーヒーが苦手な人はおそらく、これらの有害な残留物に反応していると思われます。

kopi amanaが採用しているアームズ式は、焙煎後に1週間から10日ほどコーヒー豆を熟成させます。ほどよく発酵が進んだタイミングでようやく抽出できる状態になります。

多くの手間暇をかけるアームズ式焙煎とMaiちゃんのきめ細やかな感性と作業から生み出されたkopi amanaはきっと皆さんのお気に入り珈琲に加わることでしょう。

カフェten・senと地域のマーケットで飲める、買えるkopi amana

tensen

カフェten・senでkopi amanaが飲めてMaiちゃんのアーユルヴェーダサロンも併設

地元高麗エリアの新鮮な無農薬野菜と小島農園の自然栽培小麦を使った窯焼きピザが美味しいカフェten・senでkopi amanaをいただくことができます。焙煎士のMaiちゃんもten・senで仕事をしていて、お店の2階が彼女のアーユルヴェーダサロンになっています。

それから清流青空マーケットやハライチなどのマルシェでもkopi amanaを購入することができます。森の中でオーガニックな食べ物と一緒にいただく珈琲は格別な美味しさなのです。

 tensen ヴィーガンピザ

ten・senのピザプレートの食後をkopi amanaの珈琲とヴィーガンスイーツがおすすめ

カフェten・sen

場所:埼玉県日高市横手640-1
営業日:不定期営業のためインスタを参照(完全予約制)
入店の条件:合成洗剤、柔軟剤、香水などを使っている人は入店できません
アクセス:西武秩父線武蔵横手駅より徒歩5分
kopi amanaインスタ:https://www.instagram.com/kopi_amana/

▼高麗エリアの愉快で美味しいお店
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2018年夏、高麗に移住。職業はWebディレクター。集客型ホームページの制作と運営サポート、複数のWebメディアを主催。2010年、旅をした南インドで大聖者サティア・サイババに会ったことがキッカケで劇的な変化が人生に訪れ、ライトワーカーとして活動することを決意。パーミーズに所属し、虫嫌いではあるがフィールドで活動している。早朝ジョギングと瞑想とインド旅が趣味である。

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