自分で育てたお米と手前味噌と地元の胡桃を使って、それだけでも贅沢なのに炭火でじっくりと焼いてくれるユミさんの五平餅は、全人類に食べて欲しいと思うくらい美味しい!
高麗に移住してきたのはこれを食べるためだったのか、と初めて食べた時に思ったわけでして、ホクホクに焼けた五平餅は味噌の香ばしさが食欲を誘い、カリッとした胡桃の食感とほどよい塩分と甘さが何とも言えず満たされるのです。
とても素朴な食べ物ですが、作った工程(米と味噌の材料になる大豆は自給なので)を考えると相当贅沢なおやつなんですよね!
月に一度、森の中で行われている清流青空マーケットで時々出店していてるので高麗人にはお馴染みですよね。僕が22歳の頃、友人たちと車で三重県までドライブをした途中、諏訪湖インターチェンジの売店で食べたのが人生初の五平餅。
そもそも五平餅って何だろう?と思って調べてみました。
Wikipediaによると、
五平餅は、中部地方の山間部に伝わる郷土料理。粒が残る程度に半搗きにした粳米飯にタレをつけ、串焼きにしたものである。御幣餅とも表記する。長野県では御幣餅の名称で長野県選択無形民俗文化財に選択されている。
とのことで平たく言えば長野のソウルフードのひとつです。
江戸時代中期に五平さんという人が考案したから五平餅。美味しいと評判になり周囲に広まってお祝いの席で食べられるようになり、現在に至る..というわけです。
いずれにしてもユミさんの五平餅は僕的に宇宙一ですので、機会がありましたらぜひ清流マーケットでご賞味ください!
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