休日の晴れた日にてくてくと散歩にでかけ、疲れたらカフェでゆったりと過ごす。
焼きたてならではのバターの甘い香りとさっくさくな食感を楽しめるクロワッサンを食べながら、自家焙煎でこだわりのブレンド珈琲をのむことは、幸福の時間だと思う。西武飯能・日高分譲地、僕たちが「横手台」と呼んでいる場所、そこに「おかのうえガーデン」っていう広場ができた。
この分譲地を開発した西武が地域住民たちの憩いと交流の場。最近はこの広場で定期的にマルシェが行われていて、以前にはなかった人の流れが出来上がっている。
ファミマと郵便局がある交差点を右折して少しいくとパーキングがあって、その上にキューブ型のかっこいい箱がいつの間にか建って、何ができるんだろう?と待ち遠しかった人も多くいるのではないか。緑に囲まれ、日和田山を見渡せる場所。横手台ならではの景色のなかに小さいけれども存在感がある。
それが、空とクロワッサン。
なんとも粋な名前のカフェ。その名の通り空が美味しい。溢れる情報に流されて、日々のタスクをこなすことで手一杯で、空を眺めることを忘れてしまっている人はぜひここに足をはこんで欲しいと思う。
ご主人である楢崎(ならさき)さんの思いがぎっしりと詰まったカフェは、単に珈琲とクロワッサンを売るのが目的ではない。本人の言葉を借りるとこんな感じだ。
楢崎さんは本業をふたつ持っている。デュアルワークというやつでカフェ運営とWEBディレクターを同時にこなしている。正確に言えば、同時にこなそうと奮闘している、と言ったほうがいいだろう。オンライン(インターネットに接続された仕事)とオフライン(ネットではなくリアルな世界)を使い分けた働き方。これからの時代、とても理想的だと思うのだ。
ここまで社会が混乱してくると、サラリーマンも経営者もフリーランスも公務員もすべて不安定な仕事と言わざるをえない。だからセカンドスキルを計画的に身につけて収入源のバックアップを持つことは正しい選択であるはずだ。
というわけで、焼きたてのクロワッサンと珈琲はおやつに最適である。お土産としても実に喜ばれる品だ。そんなアイテムが高麗エリアにまたひとつ増えたわけだ。そして、もうひとつの自慢のアイテムが楢崎さんがミルクの泡にこだわったラテだ。
営業日は、2025年3月時点で金・土・日・月であるが、先にリンクした空とクロワッサンのインスタをフォローしてもらって最新情報を確認してから買いにいくといいだろう。
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