マルハバ!(طاب مساؤك – こんにちは!)
Canaan’s Land(ヨルダンの無農薬原種から生搾りしたアルベッラオリーブオイルの輸入販売)の小林 由佳です。今回は飯能にOPENしたヨルダンの家庭料理とアラビックコーヒーのカフェの紹介です。
まずは簡単な経緯から..
いつかカフェを開きたいと夢見ながら、日本での生活を続けてきたヨルダン人の夫、サーメル(当時は川崎でした)。2020年11月、念願の田舎暮らしを求めて埼玉県日高市に移住しました。決め手となったのは日高市が誇る「巾着田」です。
巾着田に魅了されたサーメルは、「ここに住みたい!」と即決。日高市を流れる高麗川が巾着のように大きく曲がり、その周りには自然が広がります。初めて日高市を訪れたのは2020年7月で、移住先が決まったのが9月、そして11月に引っ越しました。本当にとんとん拍子でした。
日高市での生活が始まり、カフェの夢を本気で考え始めたころ、ヨルダン移住計画が浮上しました。長男が今年1年生になるため、ヨルダンの学校に通わせたいというサーメルの希望がありました。しかし、昨年10月に激化したイスラエルとパレスチナの緊張により、ヨルダンの治安が悪化していました。
今年4月にヨルダンに戻ったサーメルは、息子の学校探しを行いましたが、教育水準や環境が以前とは大きく変わっていることを知り、ヨルダン行きは一時中止になってしまったのです..
▼私とサーメルがヨルダンから輸入販売しているオリーブオイル
突然のスタート!念願だったカフェのOPEN
そんな中、以前サーメルが主催した「アラブの茶話~SAWA~会」で出会った行政書士の近藤先生から、飯能市内でのカフェ開業の提案を受けました。場所を提供していただき、念願のカフェをオープンできる絶好のチャンスを得たのです。シェアスペースなので毎日営業は難しいですが、週に2-3回の営業でスタートします。
サーメルの夢がついに現実となり「アラブカフェ」が誕生しました。初日の第一号のお客様は、テレビで私たちを見たことがある方で、私たちのことを覚えていてくれました。毎回素敵な出会いがあり、夫は毎日カフェのことばかり考えています。
おすすめメニューを紹介します。
第3位: アラビックコーヒー
私たちのイベントに参加いただいた方はご存じでしょう。アラブのコーヒーは、コーヒー豆を挽くときに上品な香りのカルダモンを混ぜ、煮出して作ります。コーヒーの粉が沈殿するまで時間をかけて待ち、ゆっくりとコーヒーをすするのがアラブ流。香ばしい香りとスパイシーなカルダモンの香りが混ざり、肩の力が抜ける感じです。ただし、沈殿した粉を飲まないようにご注意ください!!
第2位: ファラフェル
ひよこ豆やパセリをスパイスと一緒にミキサーにかけ、形を成形して油で揚げたもの。ヴィーガンの方でも安心して召し上がれます。中東では人が集まる街中で店頭で揚げたてを買うことができるファストフードです。サーメルが作るファラフェルはシンプルで、一番美味しい!!テイクアウトもできるので、是非お味見してみてくださいね。
第1位: ファラフェル ラップ
ファラフェル、ホンモス(ひよこ豆のペースト)、レタスなどのお野菜をトルティーヤ生地でラップしたもの。ラップしたものを一度鉄板の上で焼いたブリトーのような感じ。クランチーな表面なのに中はファラフェルのフワフワ、ホンモスの甘味と酸味が絶妙。テイクアウトにも最適なラップサンドです。
お料理には、私たちが販売するヨルダンの無農薬な原種から生搾りした『アルベッラオリーブオイル』をふんだんに使っています。是非、本場中東アジアの味と美味しいアルベッラオリーブオイルを味わいにカフェまでお越しください!
アラブカフェの詳細
場所:本の森はんのうブックセンター内
住所:埼玉県飯能市柳町7-10(飯能駅北口徒歩3分)
営業日時:インスタグラムにて最新情報を発信中
アクセス:西武池袋線飯能駅から徒歩3分
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