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2021年の活動まとめvol.1「パーミーズ高麗とパンデミックの春」

2020年明けから騒ぎだした新型コロナウイルスによるパンデミックは、2021年になっても終わらないどころか、社会状況はこの記事を書いている今(2021年7月末)でも継続しています。

中止になるかと思われた東京オリンピックは、IOCとアメリカの意向によって、感染拡大による緊急事態宣言下の東京とその周辺で現在行われている。日本人が金メダルを取ればテレビを見ている人たちとメディアは盛り上がるだろうし、負ければ落胆する・・無観客でも普段のオリンピックムードになっているのは正直すごいと思う、この社会状況のなかで。

そんなフェイクと欺瞞に満ちた盛り上がりと、いっさいかけ離れた場所で畑を耕し、種を植え、草むしりをして、収穫した作物を料理しては仲間たちと食べて楽しんでいるのが僕らパーミーズ高麗です。

「パーミーズ高麗」2020年春の活動を報告します。

3月上旬、まだまだ冬の寒さが残る季節。

パーミーズ高麗の面々は、畑の整備に追われていました。親分である遠藤さんの掛け声のもと集まっては、土づくりと種植えをして、春野菜と夏野菜の準備。

ちょうど活動を始めて一年を迎える巾着田の畑も、この春から耕作面積が増えたことで、収穫量の増加が見込めます。

2020年、主に活動したメンバーが自身のカフェの立ち上げ準備や、出産準備に入ったことで、レギュラーメンバーの顔ぶれが変わってきたものこの時期。中東の国ヨルダンから横浜→高麗へと移住してきたサーメル親子、自由の森学園(星野源くんの母校で話題になりましたね)に子供が入学したことをキッカケでパーミーズに誘われたアキさんなど、とても頼もしいメンバーが参加してくれました。

春先のイベントは、去年収穫した大豆で味噌を仕込みました。

正確に言えば、収穫した大豆(青山在来)はあまりにも美味しくて去年ほとんど食べてしまったので、味噌仕込み分は少量しか残ってなく、購入したのでした。そのため、今年は大豆をたくさん植えて来年の味噌作りに備えた次第です。

ドラム缶ストーブ2機でガンガンに薪を燃やし、大鍋で大豆を煮込んで作りました。

自分たちで作れるものは可能な限り自作して消費を減らす・・それがパーマカルチャーの基本でもあるわけで、消費を減らすのは”節約”という経済的な意味合いではありません。

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「より美味しくより楽しい暮らしをしよう」と思った時、消費をすることから生産(作る)をすることへ以降するのは必然となります。生産することは時間も手間もかかるし、場合によっては失敗することもある。

ですが、その過程において生まれる面倒臭さは、ある一線を超えると楽しさに変わり、それが美味しさに繋がっていくのでした。生活のなかで生産をすることは、当然ながら消費が減り、商品の輸送にかかる燃料や梱包資源の削減につながり、暮らしの中から環境負荷を減らすことができるのです。

さくら 桜の花

桜が咲き、樹々に緑が色づいた季節・・

種植え、苗植えの作業も本格化。

親分・遠藤さんのプランで、巾着田の畑がみるみるうちに立派な畑になっていきます。

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パーミーズ高麗は、先に食べたいメニューを決めて、その料理の材料となる野菜を育てます。

例えば、南インドのカレーが食べたい!と誰かが希望したら、玉ねぎ、ニンニク、米、スパイス、トマト、豆類を育てのです。高麗エリアで育てることができないスパイス類は、遠藤さんが仕事で大久保へ行った時に、インド人街でついでに購入してきてくれます。

チャイが飲みたい!となれば大豆と茶葉を育てます。

南インド仕込みのベジビリヤニを畑で作って食べるイベントを開催。

パーミーズ高麗は畑作業と食べるイベントが主な活動です。

SNSとこのホームページで活動報告をしていると、興味を持ってくれる人がちらほら現れては、高麗へ来てみたい!とリクエストがきます。そんな方々にパーマカルチャーと高麗の暮らしをプチ体験していただくイベントを定期的に開催しています。

この日は、パーミーズ高麗メンバーのラニーちゃんが、南インド仕込み(カルナータカ州で7年暮らしてから3年前に帰国)のビリヤニを畑で作ってくれました。

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畑に作ったアースストーブ(土と石だけで作ったカマド)2機で、薪(廃材)を燃やしお米を炊きながらカレーを煮込むのです。隣にある畑で収穫したばかりの野菜と、遠藤さんが都内で仕入れてきてくれたインドスパイスをふんだんに使って作りました。

ビリヤニの他に豆乳ヨーグルトのサラダ、去年収穫したじゃがいもで作ったサモサも一緒に。

おまけで子供たちが大好きなパパド(南インド料理の定番)も添えて完成です!

どれも美味しくて食べすぎてしまいました。

万蔵寺の畑も着々と進行中!

5月に入っても、パンデミック騒ぎはまったく収まる気配はありません。

不思議なことは、ワクチンとかで大騒ぎしているわりには、僕の周囲で陽性になった人は今のところゼロ。それどころか、PCR検査を受けた人もゼロ。なのに世間はワクチン、ワクチンと騒いでいるのです。

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畑で野菜を作るかたわら、パーミーズのメンバーはそれぞれ別の生産活動をしています。

親分・遠藤さんはネパールで生活雑貨を生産し、ラニーちゃんは南インドの無農薬野菜から絵の具を作ったり、奈良くんはオーガニックグラノーラや自身のカフェでピザを焼いたり、サーメル+ゆかさん夫妻はヨルダンの自然栽培オリーブでコールドプレスのオイルを作り、啓三郎くんや僕はWebで発信活動をしていたりします。

畑 パーミーズ高麗

畑 パーミーズ高麗

畑 パーミーズ高麗

巾着田の畑とは別に、万蔵寺というお寺のそばにある畑でも種植えをたくさんやりました。

高黍、藍、在来種の大豆です。

▼パーマカルチャーのおすすめ本

パーミーズ 高麗去年の経験(味噌を作る前に大豆が美味しくて食べ尽くしてしまった)から、今年は大豆の生産を増やしました。大豆を、枝豆の時期に食べ過ぎないようにして、冬の豆乳でも食べすぎないようにしないといけません。パーミーズ 高麗

科学技術と社会システムが複雑になりすぎて、それが原因で人々も地球環境も病んでい現在。

消費を主体とした旧世界の都市型生活はすでに破綻しています。

新型コロナウイルス騒ぎによって、消費社会の破綻はさらに加速するでしょう。

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パーミーズ 高麗

パーミーズ 高麗

みんなが何かに氣づきつつある今、みんなが暮らしを変えようとしています。

僕自身も恥ずかしながらまだまだ旧世界の生き方をしている部類でして、暮らし方だけでなく仕事についても色々と試行錯誤をして変化させようと模索しています。

そんなわけで、パーミーズ高麗としても、みなさんにより良い変化を与えることができるようなインスピレーションを発信してまいりますので。

パーミーズ 高麗

パーミーズ 高麗

それでは皆さん、素晴らしい人生を

Have a good day!

and God bress you!

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2018年夏、高麗に移住。職業はWebディレクター。集客型ホームページの制作と運営サポート、複数のWebメディアを主催。2010年、旅をした南インドで大聖者サティア・サイババに会ったことがキッカケで劇的な変化が人生に訪れ、ライトワーカーとして活動することを決意。パーミーズに所属し、虫嫌いではあるがフィールドで活動している。早朝ジョギングと瞑想とインド旅が趣味である。

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